
I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第7章 手紙
駐車場でいつまでも私を抱き締める課長を促して車に乗り込んだ。
「もう、本当に身体大丈夫なの?」
「あぁ、
亜子に会うのが一番の薬になる」
そう笑って、私の右手を握った。
私を見る優しい瞳
私に触れる優しい手
美花さんのことは聞かなくても大丈夫
……そう思った。
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部屋に入ってすぐに、課長が車にスマホを忘れたと言って取りに行った。
買って来た食材を一人で冷蔵庫に入れていると
玄関で課長が誰かと話している声が聞こえて
何だろうと思って行ってみると
「亜子……荷物受け取っておいたぞ…」
と
課長の手には
拓ちゃんからの荷物が握られていた。
