テキストサイズ

えっちマンション契約

第5章 401号室

(今日は誰ともえっちしなくて済みそうだなあ)

柚香は初めてマンションの大浴場に来ている。
大浴場は混浴だが誰とも会いたくない柚香は急いで身体を洗う。


(誰も来ないといいんだけど)


大浴場には、普通の風呂、ジャグジー、泡風呂、サウナがある。
泡風呂は2〜3人用でその都度湯を抜いて入れ直すタイプのものだ。


(泡風呂いいなあ)


身体を洗った柚香は泡風呂に入る。
5階に大浴場があるので窓から街の風景が見える。


(こんなお風呂があるなんてすごいな)


「……」

話し声が聞こえる。


(誰か来ちゃったの?こんなとこで会いたくないよ〜)


「あーっ!」
「……」
「いるじゃん、女の子、柚香だろ」
「そうだな」


(見つかっちゃった……)


「柚香〜、一緒に入ろうぜ〜♪」
「おい、祐士、やめろ、柚香ちゃん怖がってるだろ」


住人らしい男が2人近付いてくる。
1人は全裸で前も隠していない痩せ型の男。
もう1人は腰にタオルを巻いてゆっくり近付いてくる。


「柚香あ〜、俺は祐士、401号室」
「俺は茂人、祐士とルームシェアしてる」


祐士は柚香が怯えるのも構わずズカズカ泡風呂に入ってくる。


「あ、あの、今日はもう済んでるんです」
「柚香ウソはダメだぜ、今日は柚香がヤってねーのみんな知ってるんだからな」
「そ、そんな」


祐士はためらうことなく柚香の胸に手を伸ばす。


「やっ、やめて……」
「けけ、俺らラッキーだぜ、こんなとこで柚香に会えるなんてな〜、ちょうど溜まってたんだよ、ヤらせろっ」
「嫌あ」


(まさか2人って事はないよね……)


管理人の和哉が2人同時はOKと言っていたことを思い出してゾッとする。


「柚香かわいいしラッキー♪しかも女子高生っ、最高だな」
「あっあっ、やめて……」


祐士が柚香胸を揉みしだく。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ