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箱……肆

第2章 沈む箱

俺は、キョトンとする妻に…



話をする―――――…




「大丈夫か?心配したぞ…



そうだ…この際だ…少し遠回りだけど……


久しぶりに―――――…


海に行かないか?


懐かしい…遥岬―――…に」



「――――――…遥岬」



妻は、岬の名前に反応した…





俺たちの―――――…



思いでの…あの岬――――…





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