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友達以上恋人未満

第5章 ホテル







いくときには必ず正常位で、



私の腕を自分の首元あたりにからませ





もっとぎゅっとしてって




色気のある声でせがんできた。









いつもお腹の上に出し、



終わったあとは優しく私をふいてくれた。









彼はうちに泊まることはなく、



行為のあとは帰っていった。







彼は勤務先が遠いため、
朝も早く、




うちに来る頻度が増えるほど

寝不足が続いてしまっていた。







それでも、会いたい、会いたい、

と言って、求めてくれるだけで

私は彼に尽くせている気分だった。





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