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山岸君と照井君

第7章 以上―――…。

照井君の左側に座り―――…



なんか…やっと――――…


落ち着けた――――――…




「あっ…山岸!ちょっと待ってろ!」




「えっ!?座ったばっかり!!」





照井君は、立ち上がりまた―…



走って言った――…







お…落ち着けたと思ったのに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!




イライラ!イライラ!イライライライライライライライライライライライライライライライラ――――…バカ…バカバカバカ野郎〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!



僕は、ベンチに一人残され…



俯く――――――――…


と、僕の右側には――…



書店の袋が…ポツンと置かれていた…







「――――…も…戻ってくるから……荷物を……置いて行ったんだよな……照井君は――――…」



その…袋に……


手を伸ばし―――――…






指先だけ…触れる―――…







はぁ…落ち着かないなぁ…




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