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山岸君と照井君

第16章 自覚―――……。

【山岸Saido】



―――――…ぅ…う〜…ん…




よく寝た――――――…


目覚ましのアラームがなる前に起きるのは…久しぶり…


こんなに…安心して寝たの……



いつ以来だろう――――…



「―――…お腹も空いてる…珍し……―――――い…」




安心感と空腹感で目が覚め…


カーテンから入る朝日を見ようと…顔を傾ける――――…




と…ぼやけた視界に…なにかが入り込む…




「ん?な――――…なに?」




メガネがないから…数秒悩む――――――――…




……

………・・・・・・・は・・・・・




あっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!




照井君!!照井君!!



照井…君?だよね―――…



え?ぇ〜っと…



メガネ……と、ベッドサイドにてを伸ばすが…


自分で外していないらしく…



いつもの場所にメガネがない!!




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