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山岸君と照井君

第17章 甘い香り―――…。

【照井side】



「――――…ですよね〜」



朝飯を食べ終わり…


母さんから弁当を受け取った山岸は―――…


沈んだり…輝いたり…



多分…訳が解らない状態だろう…



見守ろう――――…うん…


見…守ろ…う…



つ〜か!!今の―――――!!





「プロポーズ…よね…今の…


思いっきり…スルーされてたけど…」





「うああああ!!姉ちゃん!!」



ビックリした〜〜〜〜〜〜!!


一緒に玄関を出たの忘れてた!!




「宏樹!!ご近所迷惑だぞ?もう少しボリュームを下げろ」




う゛…山岸に注意された!!



「///…き…聞いてたのかよ…」




「聞こえたのよ…

っつ〜か…


山岸君って…天然なの?」



俺は、コクンとうなずく…


「―――…で、宏樹…お姉ちゃんは…結構…腰抜かしレベルなんだけど―――…
付き合ってるの?あんた達…」




姉ちゃんの…目が…俺たちを交互に見ている――――…



と…エレベーターが到着し…俺たちは乗り込む…




来るときは…このエレベーターで山岸とイチャイチャしたのに……



な…なんか――――…重いなぁ〜空気が…




「―――…えっと…」


俺は…ど〜答えていいか解らず…頭をかいた…


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