
山岸君と照井君
第24章 見くびるな!―――……
え〜〜〜〜〜〜〜っと…
何て切り出したらいいものやら…
「///え〜〜〜〜〜っと…」
「はぁ…“山岸の性感態はどこですか?”的な質問だったら…答えは“知るか!!”だ…」
「キャー////!!!杉浦、何で解るんだよ!!」
俺の動揺を横に!杉浦は、涼しい顔で缶コーヒーを飲む…
「えっ!///何で?で、知って……る、訳ないよなぁ〜」
「知るか……」
知らないよな…だよなぁ〜…
「ま…最初は…そんな感じだ…
二人で探してけばいいんじゃね〜の?」
「…だよな…変な事聞いて悪かった…
あ…ちなみに…男って…女みたいに…Gスポット的なのあるのか?」
杉浦は、すっかり暗くなった空を見上げて…「あ〜…」って…俺を見る…
「あるよ?前立腺?だっけ…
人によって場所は…多少ずれるとおもうけど…
性器の裏側に……有るとか…無いとか?」
俺を横目で見て…杉浦は、笑う……
「ま……頑張れよ…」
と…杉浦は、空になった缶コーヒーをゴミ箱に捨てる…
「///さ…探す…かぁ…」
「まっ…そう、力むな…
ゆっくり…頑張れよ―――
あ、缶コーヒー…さんきゅう」
