
山岸君と照井君
第27章 曇天の入口―――……
「苑君の…乳首も…
苑君のちんちんも…
苑君のアナルも―――――…私が…最初に味わうはずだったのに!!
おい…小僧…お前だけは…一生許さない!!許さない!!許さない!!」
「う゛っがぁ!!う゛!!」
麟太郎さんは――――――…
拳を…宏樹に何度も…
何度も…何度も…
何度も…
降り下ろした………
「許さない!許さない!許さない!許さない!苑君の全ては私のモノだ!!許さない!許さない!
苑君の…身体は―――――――――――――私のモノで無くてはいけないのだ!!これからも!!この先も!!えんし〜〜〜〜〜〜〜ん!!」
麟太郎さんは、意味不明な事を叫び!!何度も宏樹を殴り付けた!
床には…宏樹の血が飛び散り!!
鉄くさい臭いに……
更に…動けなくなる―――…
宏樹―――…
やめて…
やめろ――――――…
やめてくれ――――――…
「宏樹が……死んでしまう…」
僕は…宏樹に…しがみつく…
が……宏樹は、僕を何度も突き飛ばす!!
口も…目も――――…腫れ上がり…
血が…顔面を流れ…
また、そこに拳が入る!!
ふらふらな意識の中でも!!宏樹は、しがみつく僕を突き飛ばす!!
「宏樹!!宏樹!」
「苑君!さぁ、僕が君のアナルを消毒してあげるから!!メガネをかけて!!抱いてあげるから!!ヒャハハハハハハ!こんなやりチンバカ!!直ぐに殺してやるからね!助けてあげるからね!」
