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道の先…

第7章 新年度

春休み中は毎日部活があった。

だから休みという休みは実質存在しなかった。

約一ヶ月毎日部活に行き、気づけばもう4月。

一ヶ月も内田先生に会わなければ、わたしの心の中はなんとなく踏ん切りがつき始めていた。

(だいたい奥さん亡くした先生好きになるのは最低だよ。)

やっぱり心のどこかで罪悪感が占めていた。

これで高3のクラス担任が違えば、完璧に踏ん切りがつく。

そこまでの境地まで達していた。

現実は、人の人生をより面白く、楽しくなるようにできているのだろうか。

そう考えられるような結果となった。

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