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道の先…

第9章 嫉妬と葛藤

レベルで言えば準難関校、とても学力なんかではわたしは入れない。

何かの芸術分野で秀でた才能もしくは実績を残した人というのが出願資格にあった。

(秀でた才能…実績…。)

不安だらけだったが、とりあえず内田先生の所に相談しに行った。

「ふーん…ここ、専願だから受かったら他受けられないけどいいのか?」

「はい。」

「親御さんは?」

「受けるだけ受けてみれば、と言ってくれてます。」

「ほーか、じゃあ問題無いな!二次試験まであんのか…一次は?」

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