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道の先…

第10章 メッセージ

わたしは改めて、今日この場に阿南まゆのような内田先生大好き人間の人たちを呼ばなくてよかったと思った。

わたしは帰りの電車の中で、意を決して内田先生にメッセージを送った。

”こんばんは、あの先生にお願いしたいことがあるんですけど…。”

返信は5分ほど経ってすぐに返ってきた。

”なんですか?”

わたしは心臓をバクバクさせながら慎重に送った。

”実は今日先輩にオススメしてもらった勉強方法なんですけど、毎日の勉強時間と内容を先生に報告するとモチベが上がるって言われたのでやってもいいですか?”

わたしは、返事が来るのをただドキドキしながら待っていた。

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