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道の先…

第11章 体育祭

最後にみんな、日焼け止めを塗りたくる。

(絶対焼けたくない。)

そういう一心で、みんな必死に塗っていた。

グラウンドに行き、高3の赤組の席に荷物を置く。

今年も4色見事に、全校生徒は身につけていた。

生徒会長の挨拶、校長の挨拶、開会宣言…

どれも話は長かったけれど、いつもの集会に比べれば何倍もマシだ。

わたしが出る最初の競技まで暇だったため、席に座っていた。

他の子達は写真を撮るのに必死で色々な所を駆け巡っている。

「体力温存しようぜ〜」

なんて言いながら、友達と2人で座っていた。

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