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たんたんたぬきの金玉は

第6章 禁欲

日々、刻一刻と精子が作られて毎日でもぶちまけたい男にとって禁欲ってけっこうツラいことなんだ。

最初に禁欲にチャレンジしたのは中学生の時。オナニーをした後の罪悪感はとてつもない。エロモードになってない時に冷静にオナニーばっかしてる自分を考えたらエロで変態で汚ならしくてスゴく嫌だった。

だからオナニーを禁止した。一週間ぐらい守れたのかな。オナニーしなくて溜めると、日に日に自分が壊れそうになる。溜まり過ぎて体が苦しい。精神的にも。学校の女子でも道行く女性でも何でもいいから飛びかかって欲望を解消したい衝動にかられる。かなり危険な状態だ。よく犯罪をしなかった。

一週間ぐらいしてテレビでパンチラを見た。もうたまらずにトイレに駆け込んだ。みこすりですごい量の精子が出た。やはり罪悪感もスゴい。
この射精と罪悪感の時に思ったんだ。ボクは男なんだって。エロいんだって。エッチでいけないことをしなければ生きていけないんだから罪悪感を背負うのは仕方ないことだって。
溜まり過ぎておかしくなって女の人を襲うことにでもなっちゃったら、その方が余程愚かで罪深いって。

ところで、検尿って朝やっちゃいけないね。
たんぱく質でも出たら恥ずかしいからって禁欲して朝取る人もいるけど逆効果。朝勃ちとかの影響もあっておしっこと一緒にガマン汁が出ちゃう。朝のキレイなおしっことか説明してることもあるが、朝のおしっこはけっこうアブナい。
だからボクは夕方とか、まだ興奮する前の早いうちに済ませてた。たんぱく質出たら恥ずかしいし。

修学旅行とか林間学校とか集団で泊まる時はオナニーするワケにいかないから大変だ。
男と一緒の部屋だから欲情することはないが、エロ本とかこっそり持ってくるヤツがいるんだ。
余分なことをしやがって。それに昼間は女子とか見てそれなりに欲情してるワケだし。

高校の修学旅行の時はもう10歳上のお姉サマと恋人だった。お姉サマには帰る時間を伝えてあったので、お姉サマは学校の近くの公園まで車で迎えに来てくれた。時間休とか取ってくれたのかな。親には友達の家で遊んでから帰ることにしてあった。ちょっと悪い子。

三日間ガマンしてスゴく溜まってたからスゴくお姉サマとヤリたかったが、そんな欲望に任せてヤツちゃいけないって思った。お姉サマは性欲処理の道具じゃないんだ。

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