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満員電車ーそこは楽園?ー

第8章 ★思い出★


「ごめんね。彰吾。

私、彰吾の彼女にはなれない・・・。

今は、彼氏つくるきにもなれないんだ・・・」


彰吾はやっぱり・・・という表情で私を見ていた。

「しょう・・・」
「分かってたんです。
先輩の返事がNOな事くらい。
でも、俺・・・

来週引っ越すんです。

だから先輩に気持ちだけ伝えたくて。

振られても大丈夫って・・・。

でも実際は・・・

辛いです・・・」


ポロッと涙が彰吾の目から落ちる。

どれだけ思い悩んでいたんだろう・・・。

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