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満員電車ーそこは楽園?ー

第14章 誰か・・・




「ウチとつきおうてくれたら・・・
連と一緒に理奈を可愛がったるけん・・・」


目の前にいるのは、
確かに連先輩だった。

連先輩は何も言わないまま。

玲奈は私にまたがって、私を見てくる。


「どうするん?
悪い話ではないと思うで?」



「私・・・私は・・・」


不意に、彰吾の笑顔を思い出した。



『理奈先輩・・・!』


『愛していました、
心から・・・』



私は彰吾が好き・・・。


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