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『ねぇ･･･、怜は好きな人とかいるの･･･？』


「えっ･･･？」

『あっ、いや、康夜と杏里が仲良くしてるの見てたらモヤモヤするから･･･』


「それで、俺に相談したいと？」


『･･･うん』


「それは無理だね･･･」



『えっ･･･なんで？』


「それは･･･」


怜は少し離れたところに座る康夜をチラッと見ると


「康夜のことが好きだからだ」

と、言った･･･


『･･･え･･･』