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雨のち曇り、時々晴れ【ARS】

第1章 タオル【翔】

「翔さん、見せて?」



潤は、心配そうに俺の顔を覗きこんだ。



「大丈夫だよ。ちょっと打っただけだから。」



俺は潤に言ったが、潤は納得しない。



「翔さん、Jが自分の目で確認しないと気がすまないようですよ。」



ニノがゲーム機を取り出しながら言った。



「ったく…。」



俺はソファに腰かけた。



「翔さん…。」



潤が、ソファに座った俺の元に来た。



「しょうがねぇな。」



俺が言うと、潤は座ってる俺の脚を割って体を滑り込ませた。


「………!」



潤の香水と汗の匂いが、俺の鼻腔を突き抜けた。

俺の心臓はドキドキと激しく鳴り響いた。

潤は俺の脚の間にひざまづくと、俺のハーフパンツを鼠径部に向かって、そっとめくりあげた。


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