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あなたの側で・・・

第2章 時間


「なんでクラス委員断らなかったんだ?」


「えっ?」


突然の質問にさっきまでの気持ちが消えてしまった


「なんか無理矢理って感じだったろ」


立ち上がりながら教卓へと向かう
座ったままの私は俯きしばらく立って口を開いた


「いいんです。去年もだったし」


「それ理由にならないだろ」


「私頼まれたら、断れないんです」


気づいたら素直に自分の気持ちを話していた

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