ドSメガネ王子☆
第1章 出会い
なにかがぶつかるような音だった。
(ぶつかったのは私じゃないー。)
後ろを振り返ると、倒れたおばあさんがいて
私は目を見開く。
どうやらぶつかったわけではないらしい。
おばあさんが転んでしまったらしかった。
私は急いで走り出すとおばあさんにかけよると
「おばあちゃん!大丈夫!?!?」と呼びかける。
するとおばあさんはうっすらと目を開けて
「…いたた……
ごめんなさいね具合が悪くて病院に行こうとして
いたの…」
おばあさんは立ち上がろうとしたが、
足をくじいてしまったらしく立てなかった。
どうしよう……
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