
ドSメガネ王子☆
第1章 出会い
「えっ、あのでも…」
私がびっくりして振り返るとそこにいたのは…
私と同じ制服を着た男子だった。
サラサラの色素の薄い茶髪。
身長は185センチはあるだろうか
目鼻立ちが整いすぎたその顔は一言で表すことができた
王子
と。
私はその人を見て心臓を掴まれた気持ちになった
「病院ならすぐそこなので、送って行きますよ」
爽やかな笑顔でおばあさんに話しかけるその人は
人柄もものすごくいいらしかった。
「あの!ありがとうございます!」
私が言うと
王子はいえ。と、軽く会釈をして
おばあさんといってしまった。
