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ネムリヒメ.

第2章 目覚め.





「っ…! ぁ…もぅ…っ」


目の前がチカチカとして、与えられる快感に達してしまいそうになりカラダがこわばる


「…こんなんでイクなよ」


彼は妖美な笑みを浮かべると、下着を下にずらしてアタシのなかに指を沈めてきた


クチュリ


いやらしい水音をたてて 彼の長い指が入ってくる


「っ…ん」


その感覚に思わず身を捩った



「うわ…すげ…濡れすぎ」

「っ…言わないで」


彼の呟きに恥ずかしくなり顔が熱を帯びる


顔を背けると顎をつかみ、そのまま長い指でアタシを責めてくる彼


恥ずかしくて反らしたい視線…

しかしそれは叶わず、鋭い視線に射ぬかれ 彼の放つ色気にクラクラする


「ふっあ…んぁっ…ゃっ」

「お前…締めすぎ」


彼は囁きながら熱い舌で耳を愛撫してくる


「みっ…耳は…やだぁぁ…っ」

「嫌じゃなくて いいんだろ」

「ひゃっ…」


ぴちゃぴちゃと音をたてて執拗に耳を煽られ、

息がかかるだけででもカラダが震えた



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