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ネムリヒメ.

第17章  極上スイーツ.






「ふぅ……んんっ!!」


そのまま秘部に触れた指の感触に身を捩るとバスタブの泡が大きく波打つ

溢れた蜜でとろみを帯びたそこは、お湯のなかでも充分にヌルヌルと彼の指を滑らせ

掬われた蜜をすでに敏感になっている蕾に擦り付けられると、鼻から抜けた甘い悲鳴が一際大きく響き渡った


「んんっ、んっ…」


涙目で首を振ろうとすれけれど、崩壊しかけてる理性が本気で拒むのを邪魔してるのか、そんな葛藤さえ余計に自分を追い詰めるだけだった


「これだけ…!?」


腕のなかで身悶えるアタシの鼓膜を甘い声が脳を痺れさせるように揺らす

クチュクチュと溢れてくる蜜を掻き回す指は、蕾とその入口を往復するだけ

優しい声が意地悪く頭のなかに響いて、どうしようもなく疼いてしまうカラダをじわじわと追い詰めていく


「言わないとわかんない…」

「んんっ!!」


グリグリと押し潰される秘部の蕾に、キュウキュウとうねる膣内


「はっ…は…ぁ」


もう、それだけでのぼりつめてしまいそうで…


「ナギになにされたの…!?」


甘く優しい掠れた声がアタシを狂わせるから…


「奥まで……っ」

「ん…!?」


真っ白にされた頭のなかで崩された理性が


「……欲し…いの」

「…………」


もどかしくて、苦しくて、触れて欲しくて…


「奥まで……気持ちよく…して……」


歯止めが利かなくなったアタシは

唇から熱い吐息と

瞳から悲願の滴を落とした




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