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未知夢

第3章 酒席

「おい、もうすぐ開店時間だからやめろって」


 森屋は時計を見て言った。だが、繁はすでにヤケクソになっている。


「結局その話は、当時、お前は疲れて前しか見えてなかった。由佳里は酔っぱらってよくわかんないうちにお前についてきてた! それでいいんだよ!! なんにも不思議はない!! ほら、飲ませろバカっ!」


「そうかなぁ……? てか、まだ飲むの? 開店するから帰れよ」


「うるせぇ、俺の心ズタズタにしやがって……じゃ、別の場所で飲ませろ! もちろん、てめえのおごりでなっ!! クソが……」


「しょうがねぇな……おい、会計してくれ」


 こうして二人だけの同窓会は続く。











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