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Secret★Life

第6章 試練『人間関係』

コイツ……。



怒らせたら、本気で怖そうだな。



まあ、俺も当然のことを聞いてしまった。



バカだ。




魔法使いこなせるコイツに、聞いた俺がバカだった。




「それで?なんで学校行ってないの?」



「まだ聞くのか?人の心の中を読める力があるお前なら、そんなことわざわざ聞かなくても……」




「残念ながら、今の誠の心の中は迷いだらけすぎて、何も見えないわ。濁ってて肝心な「ホント」のことも覗けない……」

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