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Secret★Life

第6章 試練『人間関係』

「誠には、将来の夢とかないわけ?」



「そんなの考えたことなかったな……」



ナナが呆れたようにため息をつく。




いつから俺は、未来に希望や夢を持たなくなってしまったのだろう? 




気が付いたときには、もうすでに夢もなかった。




明日へ行きる気力もほとんどなくて。





とにかく、誰もいないどこかへ行って。




一人のんびり暮らせればいいと。

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