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Secret★Life

第6章 試練『人間関係』

ナナと半ば言い争うような口調で話してたのか。




急に佐藤先生が振り向いた。




「何一人で喋ってるんだ?」



「え?あ……すみません。ちょっと癖で」



「癖?はは、変わってるな。もう少しでクラスに着くぞ」



「はい……」




笑われた……。


とっさに癖だと言い訳した俺も俺だけど。



俺、これからの試練を乗り越えられるのか?




不安は募るばかりだ。

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