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Secret★Life

第3章 落とし穴

パシンッ。


気が付いたら、俺は愛羅の頬を叩いてた。




「……いったあ……」

愛羅が頬を押さえて、しゃがみ込んだ。



「……何すんのよ!」



「……さっきさから聞いてりゃ、言いたい放題言いやがって!!お前に俺の何が分かる!?」



はあはあ……。

 
自分でも驚くくらいの声で。



俺は愛羅に怒鳴りつけていた。




「……よ……」



愛羅は小さい声で何か呟いた。

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