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Secret★Life

第3章 落とし穴

愛羅と顔合わせるのは嫌だけど……。



まあ、優太から話を聞いたらすぐ帰るさ。







俺が下駄箱で靴を履き替えてると、二人の女子がこっちを見て何か言ってる。




「あれ、飛田くんじゃない?」


「ホントだ!いつも来ないのに、今日は来るなんて……なんかあったのかな?」



「だよ、きっと。珍しいよね」





おい。


俺が学校に来ることが、そんなに珍しいのか?



それとも、俺は学校に来ちゃいけないのか?

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