無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ゴリゴリと子宮の入口を欲棒で衝けば、再び綾芽の目尻から雫が落ちる。

「やあぁぁぁっ！」

綾芽が身体を痙攣させながら、仰け反ると、彼女の中に居る彼がギュッと絞め付けられる。

「ああっ!! 綾芽っ……。そんなに絞めつけないで……」

「そんなのっ、無理っ……!!」

「凄い……絡みついて来て……持っていかれそうですっ!!」

そう言うと葛城は、綾芽の腰を捉え穿つ速度を速めた。

絶え間なく与えられる快楽に、綾芽の思考は溶け出し、葛城にしがみ付くのが精一杯だ。

そんな中で、薄目を開けて見れば、愛する葛城が、額の汗に乱れた前髪を貼り付かせ、必死に自分を求めている姿が視界に広がる。

何かに堪える様に寄せられた眉根。少し上気した肌。首筋から胸元へと伝う汗の雫。その全てが愛しい。

愛される悦びを教えてくれた人。

それを毎日伝えてくれる人。

この人が初めてのレッスンを受け持ってくれたから、自分はお嬢様としての心構えを持つ事が出来た。この人に出逢えたから、今の自分がいる。

掛け替えのない人。

この人以外には、考えられない。

綾芽はそう思い、彼の耳元に唇を寄せると、想いの全てを込めて囁いた。気を失う前にどうしても伝えたい言葉を。何度も口にしてはいるが、何度言っても足りない言葉を。

「慎吾さん、愛しています……」