テキストサイズ

お嬢様♡レッスン

第1章 初めまして、お嬢様

彼等が車に近付くと、待機をしていた運転手が一礼をし、扉を開ける。

葛城は綾芽をその中に誘導すると、自分も乗り込んだ。

高月と名乗った男は助手席に乗り込む。

未だに状況を把握出来ていない綾芽を載せ、リムジンは滑る様に動き出した。



杜若綾芽。

21歳。



お嬢様人生の幕開けは、こうして訪れたのだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ