無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

怖いものなんてなにもない！
私が中心！みたいな感覚になっちゃう
20代前半…好きな服は派手な柄モノ♡


ちょっとプチハイネックに
黄色ベースのペイズリー柄のミニワンピース

まだ5月ぐらいだからノースリーブは
少し寒い…


そのワンピースに合わせるは
真っ青なカーディガン。
羽織るのではなく、肩にかける。


合わせる靴は13㎝はあるだろうか
高めのヒールのサンダル。


平均身長より少し、高い私は
そのサンダルを履くことで男性と同じ目線
もしくは少し抜かしてしまうぐらいの
高さになってしまう。


あの日も、今日会う人を思い浮かべて
ヒールを迷い悩んだ。

背が低いからこのサンダルを履いたら
確実に背を抜かしてしまう。


あぁどうしよ…
でも今日の格好に確実に合うのは13㎝

ビシッと決まるのは13㎝


迷いに迷って結局13㎝を履いて出かけた



食事は美味しく、楽しく、時間があっという間に
すすんでいった。


エレベーターを待っていると
ふと二人の並んでる姿が鏡のような
扉に写った…

あ、やっぱり彼を抜かしてしまった…

と思っていたら


「背大きいよね〜洋服も似合ってるしかっこいいね」


「今日はどうしてもこのサンダルが履きたかったの！そしたら背が大きくなっちゃって」



「うん、似合ってるし、履きこなしてるよ！お洒落でいいじゃん」




わぁ、わ、わぁ〜っっっ


自分より大きくなっていても
気にしないでかっこいいと褒めてくれる！
なんて素敵なんでしょう！！！！



やっぱり余裕があるって素敵ね♡…