テキストサイズ

cartoon association 3

第1章 Monday

「お待ちしておりました。どうぞ。ご案内いたします。」

cartoon associationとして集まるとき以外は俺らは他人同士。

この店は単なる赤西のお気に入りのお店。

それ以上でも以下でもない。

これが俺らが外で接するときの基本スタイル。

「ここは・・・」

「大丈夫です。ここは誰にも話を聞かれることはありません。僕も何回も利用させていただいている、信用のおける店です。」

この人が今日話をする人か。

ここに来る人はみんなそうだけど、すっごい怖がってるな。

やっぱ暗い地下室って怖いか。

「では、何かあればこのベルで呼んでください。」

この部屋に置いてあるベルを鳴らすと俺のポケットに入れてる機械が動く。

それでこっちに来る。

それまでは自由。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ