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cartoon association 3

第2章 Tuesday

やってきたのは5人の青年だった。

1人背が高いのがいて、残りはそこまででかくない。

その背の高いやつがさっきからここに来るのを嫌がってるらしい。

これは録音しておかなきゃ。

「ってかcartoon associationってどんなやつらなの?」

「さあ?」

「え?」

「俺ら以上に他人に姿を見られることを嫌ってるみたいだよ。」

「情報も全然つかめてないし。」

「でも、ここの大元捕まえたの、警察じゃなくてその人たちらしいよ?」

「マジで?!」

「だから今は誰もいないよ?」

「ちょ、塚ちゃん、なんでそんな躊躇なく入れんの?!俺まだ嫌なんだけど。」

「大丈夫。俺らは1回逃げ切ってるんだから。何があっても大丈夫だよ。」

「じゃあ、絶対1人にしないでよ?」

「はいはい。」

彼らはみんな廃工場の中に入っていった。

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