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先生…お願い。早く治して・・・

第87章 石川先生の特別治療①



石川「綾、そうじゃない…。。俺がどれだけ普段我慢して平然を装ってるか…知らないだろ?好きな女を目の前にして、抱きたくないわけがないだろ!!ただ俺は、お前の身体に負担を掛けたくないから…。。本当に、それだけだ…。」




綾「嘘!!うそ!!!!先生は、私の病気のせいにして逃げてるだけでしょ?!』




石川「嘘じゃないって!!!毎回治療の為に、お前のあんな可愛いイキ顔見て、したくない訳ないだろ!俺はな!正直、毎回我慢するので精一杯なんだよ…」




綾『だったら…、、本当にそう思ってくれてるんだったら、最後までしてよ!』



石川は大きく一呼吸おくと



石川「綾、痛いの嫌いだろ?」




綾『痛くても良い!!先生とのエッチは治療じゃない!!』




石川「それはそうだけど、俺は治療以外でお前を泣かせたくないんだよ!」


綾『先生はいっつも痛い治療ばっかりいっぱいしてくるくせに!!!そんな時ばっかり!!それを言い訳にしないでよっ!!私、いっぱい痛い事ばかり我慢させられてる!我慢してるっ!!』



言われてみれば確かにその通りだ。。



石川「俺はさ、綾にとって初めてのSEXが、ただの痛い思い出だけにならない様に、治療を通して少しずつ馴らそうと思ってただけなんだけどな…。」




綾は沢山我慢していた言葉を俺にぶつけると、下を向き次々に溢れる涙を手で拭っていた


綾『うぅ…ぅぅっ…っ』


俺はそんな綾の頭にポンっと、手を置いた


石川「綾?本当にいいのか?…俺、途中で止めれる自信ないぞ?良いのか?」



綾はその言葉にゆっくりと顔を上げた


そこにはいつもの様に、優しい王子様の様なカッコいい笑顔でちょっとはにかむ先生の顔があった




石川「痛いからやっぱり無理!って言われても、止められないかもしれない。“絶対止めれる”という自信はないよ…。」





綾『良い!!そんな事絶対言わない!』





石川「ただ痛いだけで、お前が想像してるより、全然良いものじゃないかもしれないよ?」



綾『良い!それでも良いっ!!』



綾の想いに根負けした。



先生はフッと笑うと


石川「分かった。。俺の負けだよっ。。」


そう言うと、石川は立っている綾の頭に手を回し、綾の唇を奪った





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