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先生…お願い。早く治して・・・

第4章 進美外科

綾は隣に座った宮田の肩に頭を寄せた。

微かに震える綾に
「お嬢様、寒いですか?」


『・・・寒く、ない…。』



宮田は着ていたスーツを脱ぐと
綾の肩に羽織らせた。

そして、震える綾の背中を優しくさする


「まったく、、私に反抗してそんな格好するからですよ。」




『…ごめん…なさい。』

もう反抗する気力もなかった。


ちょっと悔しいけどその通りだ…。



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