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FUTURE★DIARY〜未来日記〜

第7章 願い事

みんなはただ無言のまま、私を見てくる……。



無視されるより、何か言われた方がいいや。



どんなに悪口言われたとしても、無視されるほうが一番辛い……。



みんなの顔を見るのが辛くて、俯き加減で虚しく自分の席へ座ろうとした……その時。




「………うす」


誰かの声が聞こえた。





え……?



ハッとして顔を上げて声の主を探してみる。


でも……みんなはまたいつものようにグループ同士で、お喋りを始めた。

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