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FUTURE★DIARY〜未来日記〜

第3章 壊れていく心

「おい。よく平気な顔で学校来れるよな」



「ああ。しかもさっきのは明るく元気に挨拶したんだろうけど……気持ち悪くて吐きそうだ」



「言えてる。むしろ助けを求めるような憐れな姿の方が見てられるわ」





「そうかもな」



「きゃははは」



みんなの言葉が凶器のように、私の胸に突き刺さる。



そこからまた血がどんどん流れ出してきて……。




それは私の涙となって、瞳から落ちてくる……。

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