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超ROCK(笑)!!

第2章 フレット2 街に出掛けよう!

「その…ポップコーン見た瞬間にぶわって出たんです!早く書かなきゃ忘れちゃうような気がして…」
「絵里、いま録音したやつをみんなのケータイにも録音させてくれ。とりあえず1日2日くらいでベース作ってくっから、それが終わったらスタジオで透真と馬鹿のギターのTAB譜作り、重ねたら響希ドラム即興録音、最後に絵里にギターつないでエフェクト入れてキーボード入れる。みんなこれを目標3週間で。」
あまりにずらずら話すから全然頭に入ってこぉへんかったわ…
さすがにもう一度お願いって言ったら怒られそうな気するし…、
「今の美琴の説明録音しておいたから、これも録音してね〜。あと、僕はドラムの楽譜が書けないからこの曲もこれからも即興にさせてね〜♪」
みんなが文句一つ言わず、本格的なバンド活動の第一歩になった。
絵里の書いた歌詞はすごい。ほぼほぼに欠点がなく、想いが素直というか…
「じゃあ今日透真一度うちにきてぇな、ギター主パートとかサブパートあらかじめ分けた方がええやろ?うちたのしみになってきたで!」
気がつけば時計が指すのは6時頃に。そろそろ帰らなければ夕焼けこやけのうんたらかんたらが流れてしもう。

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