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超ROCK(笑)!!

第5章 フレット5 可愛いソングはみんなに広めろ

「せっかくですし、今日は次の曲のコンセプトを考えましょう。」
今日はライブから3日がたつ。森山くんが夜更かしをしてDJをほぼ完璧にしてきたというので、前曲のDJを聞かしてもらったところ完成度が高すぎたため、今回は絵里いわく文書の達人だという森山くんに作詞作曲を担当してもらうことにしたんや。
「ちょいストーリー性があってもいいな。お前、どんなものだったらいいんだ?」
「聞いてくれましたね佐々木先輩。恋愛ものから青春ものまでなんでも!でも一番得意なものは…ミステリーとかいうこう…暗号系ですかね?」
みんなが疑問を抱く。
「あっ、それってもしかして、『花束を僕に』の事ですか?あの小説は特に私のお気に入りなんです!あぁ、憧れの人とバンドだなんて…!あ、ちなみにその作品は10年間の一途な恋を貫いた少年が突如として不明の病にして亡くなり、恋をされていた少女は最後の少年の手紙を見て泣き崩れてしまうんです。でも他の人がその人の手紙を見てもさっぱりで、何故ならそれには‼︎‼︎」
「それ以上言わないでくれ‼︎‼︎…ネタバレになるじゃないか。」

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