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Transcribe the Imagination

第14章 **Childhood friend and rain

身体がぶつかる音。
雅紀の口から漏れる銀の液と桃色の声。
繋がる部分から漏れる白濁。
二人の汗。

「雅紀、ほらイ・ケ・よ」

耳元で囁くと身体を震わせてイク。

「また、イッたのかよ。淫乱」
「ひゃっ」

更にビクッと身体が震える。

「雅紀、俺はお前が好きだ」
「へっ?」
「昔から好きだった」
「ホ、ホントに?」

雅紀が俺の頬を包んだ。

「嘘ついてどうすんだ」

チュッとキスしてやると、
嬉しそうに笑って涙を流した。

「本当に雅紀は駄目だな」

涙を舐め取ってやる。

「駄目でいいもん」
「アイツとは別れろよ」
「うん」
「今月以内に別れなきゃ、別れる」

雅紀のナカからゆっくり引き抜いて、
そのままナカへと進めていく。

「わかった、翔ちゃん、もっと動いて?」
「はいよ」

これからは、雅紀との愛をしっかり育もう。
今まで逸らしていたんだ。

自分自身の気持ちを気付かないフリして。
だから、ちゃんと向き合おう。

「雅紀、好きだ」
「あ、翔ちゃん、今日たこ焼き食べたい」
「してる最中に言うな」

やっぱ、前言撤回しようかな。

━END━

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