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Transcribe the Imagination

第17章 *Soap bubble

「先輩…お休みなしゃい……」
「ん、お休み」

頬にキスしてくれて、
ふんわりとした感覚で微睡んだ。

「あ、潤…にのにゃん、大丈夫?」

大ちゃんの声が、聞こえる。

「うん」

先輩の心臓の音、落ち着く…。

「にのにゃん、嘘ついてごめんね」

大ちゃんの手?温かい…。
頬を撫でて、頭も撫でてくれた。

「にのにゃん、潤に大事にしてもらえよ」
「言われなくても大事にします」
「潤に、俺の可愛いにのにゃんを嫁に出すときが来るとは思わなかったよ」

大ちゃんのガッカリする声が聞こえて、
少し笑ってしまった。

「和也、可愛い…」

先輩との距離がまた近付く。

「あ、俺もっ!」

ゴソゴソ入ってきたのは、
多分大ちゃん。

好きな人の腕に抱かれて、
俺を大事にしてくれる人にくっつかれ。

俺は何て幸せ者なんだろう♡

━END━

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