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初恋、幼馴染み。

第3章 第1話

翌日

『いってきまーす...』

『あら、もう行くの?』

『うん、図書室で読みたい本があるから...』

『そう、気をつけてね!』

私はドアを閉めた。

そういっていつもの道をなんとなく歩いていると

『智絵梨ー!』

と私を呼ぶ声がした。

『ゆーちゃん...おはよう』

『おっおはよう!偶然だな!』

『うん...』

『学校まで一緒に...行かねーか?』

私はそれを即座に断った。

『私みたいな地味な子といないほうがいいよ...じゃあ』

『智絵梨...』

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