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サカっちゃうよね

第25章 キャンプで夜中にバンガローの外で…

その後は、しばらくそのまま放心状態で、吉田くんも私が動くまで横にいてくれた。



しばらくして私が身体を起こすと、乱れた私のTシャツをおろしてくれて、腰には下敷きになっていた吉田くんのTシャツを巻いてくれて、手を引かれ部屋に戻った。




もう、物凄く疲れて、予備で持ってきていた着替えを着ると、そのまますぐに寝てしまった。



次の日、私はとても気まずい思いだったが、田辺さんもそんな事知る訳無いし、みんなと普通に接した。


吉田くんも、今までのと変わらない。



吉田くんからは、あれから何度かメールでデートに誘われたりしたが、私は掛け持ちのバイトが忙しくて、それを理由に断った。





付き合っても良かったかもしれないが…彼の性格は私のには合わないと思っていたから。





結果的に、それで良かったんだけど。





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