君と僕の見ている風景
第13章 智のプロポーズ
ー和也sideー
さとしと結婚したい。
そう心に決めたけれど…肝心の智の気持ちは分かる筈も無く。
『24時間テレビ』やドームツアーも重なって日々は相変わらず慌ただしく過ぎ、いつの間にかツアーの最終日を迎えていた。
太陽「きゃっきゃっ♪」
智「いててて…」
太陽くんを連れて翔さんが遊びに来てくれていた。
当のご夫婦はいつの間にか楽屋から消ええいる。
………ぜったいどっかでイチャコラしてるな…。
ソファーでさとしが太陽くんと戯れている。
太陽くんはさとしのほっぺが気に入ったみたいでずっと摘まんで遊んでいた。
さとし…。
さとしも結婚して…子供欲しい?
さとしを見つめながら心の中で問い掛けた。
雅紀「にの。順番だよ」
髪の毛をセットした相葉さんが俺を呼びに隣に座った。
「ん?あ、はい」
雅紀「どうしたの?」
「いえ何でも…」
思いを振り切り、俺は椅子から立ち上がる。
雅紀「大丈夫だよ」
「え?」
振り返ると、俺の気持ちを悟った様な表情の相葉さんがこちらを見ていた。
「何?」
雅紀「何でもなーい。ほら早く行かなきゃ」
「???」
何だろう…大丈夫って。
不信に思いながらも俺は急いでヘアメイクさんの元へと向かった。
潤「お疲れっしたー!」
雅紀「終わったー!」
智「うーい!」
「お疲れ様でーす!」
アンコールを追え、ステージを降りた私達をスタッフ、Jr.、そして翔さんと太陽くんが迎えてくれた。
1人1人とハイタッチをし、クタクタの身体を引きずりながら楽屋へと向かう。
「あれ?」
『嵐様』と書かれた楽屋…。
1番奥だったっけ?
奥から2番目だったよな…。
まぁいいや…。
先頭に立っていた俺が扉を開き、中へと入る。
「へ!?」
楽屋の中は…何故か沢山の花が飾られていた。
「何…これ…」
呆然と立ち尽くしていると…バタンと扉が閉まる音がする。
驚いて振り返ると…そこにはさとしが立っていた。
「………さとし?ねぇこれ何?」
智「………伝えたい事があって」
「え?」
智「明日でも良かったんだけど…メンバーにも見届けてもらいたかったからさ」
「え?何…」
さとしの言ってる意味が分からず…俺はただその場に立ち尽くしていた。
さとしと結婚したい。
そう心に決めたけれど…肝心の智の気持ちは分かる筈も無く。
『24時間テレビ』やドームツアーも重なって日々は相変わらず慌ただしく過ぎ、いつの間にかツアーの最終日を迎えていた。
太陽「きゃっきゃっ♪」
智「いててて…」
太陽くんを連れて翔さんが遊びに来てくれていた。
当のご夫婦はいつの間にか楽屋から消ええいる。
………ぜったいどっかでイチャコラしてるな…。
ソファーでさとしが太陽くんと戯れている。
太陽くんはさとしのほっぺが気に入ったみたいでずっと摘まんで遊んでいた。
さとし…。
さとしも結婚して…子供欲しい?
さとしを見つめながら心の中で問い掛けた。
雅紀「にの。順番だよ」
髪の毛をセットした相葉さんが俺を呼びに隣に座った。
「ん?あ、はい」
雅紀「どうしたの?」
「いえ何でも…」
思いを振り切り、俺は椅子から立ち上がる。
雅紀「大丈夫だよ」
「え?」
振り返ると、俺の気持ちを悟った様な表情の相葉さんがこちらを見ていた。
「何?」
雅紀「何でもなーい。ほら早く行かなきゃ」
「???」
何だろう…大丈夫って。
不信に思いながらも俺は急いでヘアメイクさんの元へと向かった。
潤「お疲れっしたー!」
雅紀「終わったー!」
智「うーい!」
「お疲れ様でーす!」
アンコールを追え、ステージを降りた私達をスタッフ、Jr.、そして翔さんと太陽くんが迎えてくれた。
1人1人とハイタッチをし、クタクタの身体を引きずりながら楽屋へと向かう。
「あれ?」
『嵐様』と書かれた楽屋…。
1番奥だったっけ?
奥から2番目だったよな…。
まぁいいや…。
先頭に立っていた俺が扉を開き、中へと入る。
「へ!?」
楽屋の中は…何故か沢山の花が飾られていた。
「何…これ…」
呆然と立ち尽くしていると…バタンと扉が閉まる音がする。
驚いて振り返ると…そこにはさとしが立っていた。
「………さとし?ねぇこれ何?」
智「………伝えたい事があって」
「え?」
智「明日でも良かったんだけど…メンバーにも見届けてもらいたかったからさ」
「え?何…」
さとしの言ってる意味が分からず…俺はただその場に立ち尽くしていた。