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俺氏、捨て子を拾いました

第3章 貴様のぱんつは何色だ?




「上がってください!! 東大さん!!」



「ち、ちょっと!? ふたばちゃん!? 待って待って待って……!! この人は!? え!?」



 ふたばちゃんを送り出したら、ぱんつじゃなくて女の人を連れて帰ってくるという。いやもう訳がわからないので、取り敢えず二人で俺のへにゃへにゃちんこを二人の唾液でふにゃちんにしてくださいとかいう訳のわからない思考回路を覚えた俺はエロゲーをし過ぎたに違いない。間違いない。



「私はこの部屋の隣にいます、福崎 霙(フクサキ ミゾレ)と言います。何度かご挨拶に向かおうかと思っていたのですが、いつも留守にしておられたので」



 はい、もう完全に居留守です。極力家から出ないように努力しているんです。



「この子は妹さんですか?」



「え……あ……そ、そんな感じです」



「違いますよ!! 辰海さんは私の命の恩人なのです!! 一緒に暮らさせてもらってるのです!!」



 ふたばちゃん。少しお静かにお願いしてよろしいですか? もうね、その女の人、俺をすごい睨んでるの。怖いから、その不審者見る目をやめていただけたら嬉しいです。



「そうです!! お茶を出しますね!! 少々お待ちくださいです」



 すててという可愛らしい足音をたてながらキッチンの方へふたばちゃんは行ってしまった。




 今、この場にいるのは、怯える俺と威圧的な霙という女のみ。



 だからって二人きりにしないで……!!


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