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俺氏、捨て子を拾いました

第5章 今日は何する? 息をする




「辰海さん……大好きです」


 ふたばちゃんが小さな身体で寝転ぶ俺に乗りかかる。
 身体を重ねるように俺に身を委ねてくると耳元で吐息を漏らした。


「かわいいよ……ふたば……」


 俺はふたばちゃんの発育途中の身体を撫でるように触れる。背中、腰、そしてお尻へと……徐々に女の子の感じるエロスな部分へと滑るように触れていく


「やっ……辰海さん……」


「大丈夫……俺に任せて……」


「ねえ……辰海さん」


 ふたばちゃんとは違う女性の声が聞こえる。視界に映るふたばちゃんからその声の方向を見ると……



「あんた……やっぱり殺すべきだったみたいね」



 鎖鉄球を持った霙ちゃんが俺に殺意を剥き出しにして襲いくる。
 空中で鎖で繋がれている鉄球を遠心力を駆使して宙で回す霙ちゃんは、その鉄球を俺の顔面にぶち当てる。



 俺は死んだ。













「辰海さーんおきてくださいー! 朝ですよー!!」ペチペチペチ



「霙ちゃん……怖いお……鎖鉄球って……どんな力……」



「なんかよく分からないですが、多分遊園地の夢みたいですね! 楽しそうです!」



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