俺氏、捨て子を拾いました
第7章 みつばじゃないよ、ふたばだよ
私は公園に向かうことにしました。暇を持て余した人は大概公園に向かうとはよく言ったものです。
今回はしっかりと道を覚えているので大丈夫です。前に辰海さん達と一緒に行った公園への道のりは私の頭の中で完全にインプットされています。コピーアンドトーストとかいうものも余裕で行えます！！
道のりは完全にインプットされてますが、公園への向かう道中は新たな発見ばかりです。
例えば、この前はこんな電柱の近くに小さなお花が咲いていることに気づきませんでしたし……
そもそも電柱があったことすら気にもしませんでした。
周りを見渡せば、大きな家があったり、なんかボロボロした家もあります。
この家にはどんな人が住んでるのかとか勝手に想像するのは面白いです！
下の道路は思ったよりもデコボコしてて気を抜いたら転んでしまいそうな程です。多分国が仕掛けたトラップだと思います。
よくみたらひびとかすごいです。
あそこの道路の隅っこにはなんか黒いちっさい……見てはいけないものでした。
うん、後半は見たくないものばかりでしたが……とにかく発見が多くて散歩するだけでも楽しいです！
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える