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俺氏、捨て子を拾いました

第7章 みつばじゃないよ、ふたばだよ




「真優ー! そろそろ帰るわよー! お兄ちゃんも呼んできてー!」


 遠くでベンチに座っていた主婦層の一人がそう言ったのを聞いてマユウちゃんは『わかったー!』と声を張り上げて返答した。



「じゃあふたばちゃん私そろそろ帰るね!」



「そうですか! おだんごありがとうです!! これ参考にもうちょっと作ってみるです!!」



 マユウちゃんは素敵な笑みを浮かべて大きく頷いてくれました。



「私もお兄ちゃんもヤスくんも暇なときはここで遊んでるからまた遊ぼうね!」



 後の二人はどうでもいいけどマユウちゃんがいるなら遊ぼうと思います。



「分かりました!! また遊んでください!!私も暇なときここに遊びにきます!!」



 私がそう言うと満足そうな表情を見せたマユウちゃんは立ち上がって元気な声を出す。



「約束ね!! じゃあ私行くね!! ばいばい!!」



「ばいばいですー!」


 マユウちゃんはかけて行ってしまいました。



「……よし」



 マユウ先生のお団子を参考に私も綺麗に作るです!
 ……マユウちゃんみたいなレデーとは今後とも仲良くしていきたいですね!! とにかく……お友達できました……



 帰って辰海さんに自慢します……!



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