無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「一緒に....いるべきじゃ...ない....?」






「本当はずっと分かってたんだ。俺は嫌がるお前を無理矢理襲った。はっきりさせないまま何回もお前を犯した。葵の優しさに甘えてたんだ。」





それ以上言うな




それ以上言われたら.......










「もう、葵とは一緒にいられない。」








置いていかないで。



一人にしないで。







無機質に響くケータイの音。




「さいじょ....」





出てよ。何で切っちゃうんだよ。




胸が痛い、目頭が熱い。




「葵.....?」



後ろから兄ちゃんの心配そうな声が聞こえる。